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清水口が完全優勝 県大会出場へ 「白井市スポーツ少年団春季交流野球大会」は3月27日(日)、4月2日㈯、3日(日)の3日間、冨士中予定地グラウンドで行われた。参加6チームによるリーグ戦の結果、清水口ファイターズが5戦全勝で優勝。5月14日㈯から我孫子市で開かれる第38回千葉県スポーツ少年団軟式野球交流大会の出場権を獲得した。 清水口には、不動のエースと強肩強打の捕手がいる。主戦の高橋利滉君(6年)は今大会、5試合のうち3試合に先発して勝利に貢献し、最優秀選手に選ばれた。捕手の長谷川直輝君は、主将で四番を打つ。「利滉は球威があるし、コントロールもいい」「直輝はボールを後ろに逸らさないから、安心して投げられる」。そう言って、お互いをほめ合った。 桜台ウイングスとの最終戦では、芳恵里奈さん(5年)の活躍が光った。チーム唯一の女子選手で、クリーンアップを打つ。3回裏、2死三塁の場面では、センター左へ2点本塁打。投げては2番手投手として、1イニングを無失点に抑えた。 清水口を率いて17年目の岩淵宗恵(のりえ)監督は、今季のチーム力について「ピーク時には57、58人いた選手が、今年は13人。戦力的には厳しい」と分析。県大会では、選手たちに「結果を恐れず、目の前の一球に集中しよう」と声をかけ続けるつもりだ。